岡山県津山市は、中国山陰の中でも珍しい文化的背景を持つ肉の聖地であることは前のエントリーにて書きましたが、もちろん街中には今でもたくさんの肉屋さんがあります。
その中でも、津山市街地から大きく離れた場所にポツンとある銀精肉店。ここは、今まで行ったどの肉屋さんよりもアットホームで良いところでした。
クオリティはさすが津山の肉屋。スーパーなどで見かける焼肉用の牛カルビも、倍以上分厚く切ってボリューミー。
他にも、揚げたら即座に食べられる各種手作りの品物も数多くあります。
作り方を見る限り、なにやら分厚めのスライス肉をゴージャスに巻きつつ安価に出している様子。
他にも、親鳥(ひね肉)ブツはワタクシ貧乏人の味方。グラム41円で特大ブツ切りが購入できます。
もちろんここは津山の肉屋。ご当地伝統の煮凝りやヨメナカセ真空パック、干し肉も盛大にスタンバイ。
大事なことなので二度言いますが、津山干し肉は激ウマですよ!銀精肉店の干し肉はまぁまぁ手軽な値段でこれまた激ウマ。歯ごたえを残しつつもしっとり柔らかで、保存のためというより熟成させて旨くするために干しているのだろうと思われます。
また、肉の持ち帰り時の保存についてもとても考慮されており、業務用真空パックは一つ10円でやってもらえるらしい。
せっかくの美味しい肉も、持ち帰り時にどうしても酸化してしまいます。冷やしておいても劣化は進みますが、それを+10円で阻止できるならかなり安いものだと思います。真空化して冷やしておけば、朝買って夜食べてももちろん鮮度落ちは最小限に抑えられるし、冷蔵冷凍するにしても場所を取らずとても便利。
しかし、銀精肉店のサービスはこれだけじゃない。
購入後にサービス品をくれるのですが、それがまぁなんとも便利なものばかり。ハムやベーコンなど、少量ですがバンバン出してきます。サービス品の補充はまさに秒速。
今回写真はありませんが、津山ではスタンダードメニューなのか…鶏の砂肝を甘辛く煮込んだものをおからで和えたお惣菜を頂きました。そのまま食べてもいいし、恐らく揚げても旨い。また貰えたら次はコロッケにしてみる予定。
そして…タダで貰っておいてさらに。というのはあまりに厚かましくて聞けませんでしたが、行った時にはご自由にどうぞと書かれたダンボール箱の中に立派なタケノコがゴロンゴロン入っていました。
誰か「これタダなの?」と聞ける勇者がいたら、ぜひ聞いてみて欲しい。
津山市街地から離れた銀精肉店。鳥取方面に向かう人以外にはあまり目につかない場所ですが、やはり津山の肉屋。とんでもないクオリティで美味しい肉を購入できる良いところでした。
ちょっといい肉が食べたくなったら…同県にお住まいの皆様や近隣を通る際にとてもおすすめです\(^o^)/
銀精肉店
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