【鳥取県東伯郡】びっくり道の駅燕趙園

鳥取市から倉吉市へ抜けて、地場の面白神スーパー”パープルタウン”への道すがら…なんか訳の分からない巨大建造物に出くわしました。


まず全体を写真に収めるのが困難な広さです。公道すら跨ぎ、奥にある東郷湖をぐるり一周取り囲むように建造されているのはなぜか古式中国庭園。


頭の中がハテナでいっぱいです\(^o^)/鳥取県ってなんか中国にまつわるものってあったっけ???


しかし、それにしても立派な中国庭園ですが…これがなんと、道の駅 燕趙園です。

いくつか売店や飲食店が入っていますが、中にあるのはほぼ全部中華系のお店。毛沢東トランプとか、誰ドク?な雑貨も売っていてちょっと笑えます。ちなみに偉大なる指導者であるはずの毛沢東がJOKERというのも笑えます。


現地でババ抜きなんかしてたら、当局に逮捕されるんじゃないかと心配です。


鳥取名物系は、牛骨ラーメンと少々しか取り扱っておらず本当に鳥取県の道の駅かと思うくらいの中国推し。ちなみに、鳥取牛骨ラーメンも元々は満州からの復員が始めたらしい説があるため、中国と全く関係ないわけではなさそうです。


他にも、古来からの中国文化である可愛らしい茶器なども売っています。攻殻機動隊standalone complexで出てくる、難民街でクゼが課長似のじいちゃんと飲んでるこんなやつ。


正面の売店に入ると、まずは金の豚の貯金箱が目につきます。結構デカい。

これはどうも中国の縁起物のようですが、今では全世界に広がり欧州圏ではラッキーコインピッグとしても親しまれている様子。


調べてみると、この金豚のご利益は様々ありすぎて整理がつかないくらいの縁起物のようです。とりあえずワタクシ的解釈を書きますと…家畜の安寧・虚偽の繁栄には効果的ですが、死せる餓狼の自由まで面倒は見てくれなさそう。


店舗外に出ると、立派な中国様式の塔があります。

とても冬空に合う気がします。この廃退感とシックな寂寥感…中国庭園にありがちな古めかしい雰囲気がとてもいいですが…


びっくりしたのが、裏側にちゃんとエレベーターが付いているところ。なんか感心したのがすっごい無意味に思えてくる仕掛けです。

しかもエレベーター扉の装飾はただのカッティングシート丸わかりというこの鷹揚な感じ、本場中国を感じる気がしますw

上からの眺めはかなりきれいです。まぁこんな感じで東郷湖を見渡せるようになっています。

ちょっと時間がなかったので、奥の広大な中国庭園まではいけませんでしたが、ほんとうに不思議なのはなぜここで中国様式の建物なのか…?という疑問が頭から離れませんw


しかし異国感はものすごいので、通りかかったら一度入ってみるのも良いかもしれませんね\(^o^)/







道の駅 燕趙園↓